給湯器から「ポン」「バン」といった爆発音に近い音がする場合や、使用中に異臭を伴う場合は、燃焼不良や不完全燃焼の可能性があります。使用を中止し、窓を開けて換気してください。ガス会社または専門業者にご連絡ください。
給湯器から異音がする原因と対処法
給湯器の動作中に聞こえる異音は、軽微なものから安全に関わるものまでさまざまです。音の種類・タイミング・場所によって原因が異なります。
異音がするとは|症状の概要
給湯器の異音は、配管の熱膨張による「パキパキ」音のように問題のないものから、「ポン」「バン」といった爆発音に近い音のように安全に関わるものまでさまざまです。特に点火時の爆発音や、異臭を伴う異音は不完全燃焼の可能性があるため、ただちに使用を中止して換気し、ガス会社または専門業者へ連絡してください。一方、ファンやポンプの劣化による「キュルキュル」音などは、部品交換や交換で対応します。音の種類とタイミングを確認することが原因特定の手がかりになります。
よくある発生状況
考えられる主な原因
- 1内部部品(ファン・ポンプ)の劣化による異音
- 2水圧変動による配管の振動音
- 3バーナーの汚れ・劣化による燃焼音の変化
- 4熱膨張による配管の音(使用時のパキパキ音)
- 5異物混入(まれ)
まず確認すべきこと
音の種類(パキパキ・キュルキュル・ポン・バンなど)と、音がする場所(本体・配管・浴室)、異臭を伴うかどうかをご自身で確認できます。爆発音や異臭を伴う場合は使用を中止してください。
やってはいけないこと
- 爆発音・異臭がするのに使用を続ける
- ガス臭い状態で火気・換気扇のスイッチを操作する
- 本体を分解して内部を確認する
修理で済むケース・交換を検討するケース
- ファン・ポンプの部品交換で解消する場合
- 配管の固定で振動音が解消する場合
- 使用年数が10〜15年以上で複数の部品劣化が疑われる場合
- 修理費用が高額な場合
- 安全に関わる燃焼系の異音の場合
型番・配管まわり・設置場所の写真3〜5枚をお送りください。横浜市・川崎市・厚木市・海老名市対応。
給湯器の使用年数が長くなると内部部品が劣化し、異音が出やすくなります。使用年数10年以上で異音が発生している場合は、交換を検討されることをおすすめします。
使用年数10年以上で異音が出ている場合は、ファン・ポンプ・熱交換器などの部品劣化が進んでいる可能性が高く、交換を検討するケースが多くなります。
住宅タイプ別の注意点
マンションのPS設置型でも異音は発生します。爆発音や異臭を伴う場合はただちに使用を中止し、管理組合への連絡とあわせて専門業者へご相談ください。
戸建てでは屋外設置のため、強風時の音と給湯器の異音を区別することも大切です。燃焼に関わる異音や異臭を伴う場合は安全を最優先に対応してください。
危険な異音と問題のない音の見分け方
「ポン」「バン」といった点火時の爆発音や、焦げ臭い・ガス臭いを伴う異音は、不完全燃焼など安全に関わる可能性があります。この場合はただちに使用を中止し、換気のうえガス会社または専門業者へ連絡してください。一方、お湯使用時の「パキパキ」音は配管の熱膨張によるもので、一般的に問題ありません。音の種類とタイミングで危険度を判断します。
ファン・ポンプの劣化による異音
使用中の「キュルキュル」「ゴー」といった音は、換気ファンや循環ポンプの劣化が原因のことがあります。部品交換で改善する場合もありますが、使用年数10年以上では他の部品も劣化していることが多く、交換を検討するケースが増えます。異音が大きくなってきた場合は早めの点検をおすすめします。
点火時の「ポン」「バン」音について
点火時に「ポン」「バン」という爆発音に近い音がする場合、点火時にガスが溜まってしまい一気に着火する「不完全燃焼」や「遅れ点火」の可能性があります。これは安全に関わる可能性があるため、ただちに使用を中止し、換気のうえガス会社または専門業者へ連絡してください。自己判断での使用継続は危険です。
「キーン」「ピー」という高音の異音
高周波の「キーン」「ピー」という音は、電子部品や配管内の圧力変動が原因のことがあります。これらの音は比較的マイナーな不具合を示している場合もありますが、徐々に大きくなったり他の症状(エラーコード・温度不安定)が出た場合は点検をおすすめします。
「ガタガタ」「ガタン」という振動音
給湯器の取り付けネジの緩み・配管の固定不良・内部部品の摩耗が原因で振動音が発生することがあります。取り付け部分が緩んでいる場合は増し締めで解消することもありますが、内部部品が原因の場合は専門業者による点検が必要です。
異音と一緒に他の症状がある場合
異音とともにエラーコードが表示される・お湯の温度が安定しない・お湯が出ない、といった複数の症状が同時に出ている場合は、内部部品の劣化が進んでいる可能性が高くなります。使用年数10年以上であれば交換を検討するサインと捉えることをおすすめします。
異音が出始めたときの記録の残し方
異音が出始めたら、音の種類(パキパキ・キュルキュル・ポン・バンなど)・音がするタイミング(点火時・使用中・停止後など)・音のする場所(本体・配管・浴室など)・異臭を伴うかどうかを記録しておくと、専門業者への説明がスムーズになります。スマートフォンで動画を撮影しておくとより正確に伝えられます。
強風・天候の影響による給湯器の音
屋外設置の給湯器は強風時に排気口周辺の音が大きくなることがあります。風で振動する音であれば問題ないことが多いですが、燃焼に関わる音や異臭を伴う場合は別の原因が考えられます。強風時にだけ異音が出る場合でも、繰り返す場合は点検をおすすめします。
